血糖値が高いとビールはNG?
ビールは本来健康によい効果をもたらすものですが、血糖値が高い人にとってはNGです。なぜならば、ビールには糖質が多いため、血糖値を挙げる原因を作ってしまうからです。
それに血糖値が高い人は食事制限が必要であるということを考えても、食欲を増進するビールは好ましいとは言えません。少しだけ・・・と思ってビールを飲んだらセーブが効かなくなって暴飲暴食をしてしまった、などと言うことになる可能性も否定できません。
もし血糖値が高いけれどもビールが好きで好きで仕方ないならば、糖質0の発泡酒を飲むとよいでしょう。発泡酒とビールでは原料に差があるため、完全に同じ味を求めることはできませんが、各ビールメーカーの努力は素晴らしく、非常に味が近いと言えるものも登場しています。
したがって、食事制限中は発泡酒で我慢しておき、ビールは血糖値が正常化したときの楽しみに取っておきましょう。血糖値が正常な人も、あまりにたくさんのビールを飲み過ぎることは避けたほうがよいでしょう。
ただし、「糖質ゼロ」や「糖質オフ」と表記されているものであればいくらでも飲んでいいというものではありません。糖質オフのものにはいくらかの糖質が含まれているものですし、糖質ゼロを謳っていても微量に含まれている可能性があるからです。
あまり神経質になる必要もないでしょうが、飲みすぎはNGと考えておきましょう。
Related Posts
関連記事
-
-
ビールにまつわる笑える間違い
今から、ビールの原料にまつわる話をしますが、その前に一つ考えていただきたいことがあります。あなたは「
-
-
二日酔いを解消する方法(1)
新年会や忘年会や新入社員の歓迎会などなど、飲み会シーズンになると二日酔いに悩まされる人は多いと思いま
-
-
脳がアルコールを欲しがる?
人間の脳みそは動物の脳みそと大きく違う部分があります。これは大脳新皮質という部分が非常に発達している
-
-
ビール・発泡酒・第3のビールの違い(3)
○第3のビール 第3のビールは、新ジャンルという呼び方でも呼ばれます。これは麦芽の使用率が25
-
-
夏に飲みたい日本酒(1)
梅雨が明ければ夏本番です。夏と言えば冷えたビールを渇いたのどに流し込むというイメージが強いでしょうが
-
-
世界中で飲まれるワイン(6)
ワインはぶどうの品種、作られる土壌、栽培方法、気候,収穫時期,製造法,貯蔵法などによって様々な味わい