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お酒の妖怪・のた坊主(1)

公開日: : 最終更新日:2015/02/16 お酒, 雑学

日本人の思想の発露の一形態として、筆者は妖怪と言うものに大変な興味を抱いています。お酒のコラムを書くにあたって、今日はお酒の妖怪の事を書こうと思います。

この妖怪は、のた坊主といいます。酔っぱらってのたのたと歩くことから名づけられた名前であり、古狸の化けた妖怪であるといいます。この妖怪はとにかくお酒が好きです。

愛知県に伝わる伝承によると、のた坊主は酒蔵に入り込んでできたてのお酒を勝手に飲み、いい気分になるとのたのたとその場を立ち去るのだそうです。

しかし、酒蔵もこの妖怪をただ見過ごすようなことはありません。ある年、のた坊主が酒蔵にやって来ると、酒蔵の人々は何も言うことなくせっせと働いていました。のた坊主はこれはラッキーと思って、できたての酒をたらふく飲みました。

もちろんこれは酒蔵側の罠です。安心していつも以上に酒をのんだのた坊主はふらふらになるのですが、酒蔵の従業員は総出でのた坊主を捕まえて縄で縛りあげてしまいました。

 

(2)につづく


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