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世界の宗教とお酒(3)

公開日: : 最終更新日:2015/01/29 お酒, 雑学

・キリスト教=ワインは神との契約の証

キリスト教とお酒の関係は深いと言えるでしょう。キリストが死ぬ直前の絵としてダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見たことがある人は多いでしょうが、あの場面でキリストと弟子たちはイーストの入っていないパンとワインを飲んでいます。そしてイエスはワインを指して、「この杯はあなたがたのために流される私の血による新しい契約である」と語っています。ワインを自分の血であると例えたことから、決して不浄なものとは考えていないことが伺えます。しかし、精進の妨げになることから神道のように勧める風潮はないと言えます。

 

もっとも、キリスト教圏の国々ではビール、ワイン、ウォッカ、ジン、ウイスキー、ブランデーなど様々なお酒が展開しているため、この教えが守られているとは考えにくいでしょう。そもそもキリスト教圏の国々は黒人貿易や植民地支配、度重なる侵略など教義に反する行動を選択的に行ってきた歴史があるので、教義とキリスト教徒の歩みを見ても、飲酒に対しては寛大ということが出来るでしょう。


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