アルコール依存症の恐怖
アルコール依存症は、昔は意志が弱い、だらしがない、道徳観が低いなどというマイナスイメージがつきまとっていました。しかし今では飲酒をコントロールできない病気であると考えられています。今は普通の社会生活を行っている人であっても、いつアルコール依存症になるかわからないと言えます。
アルコール依存症は進行性の病気です。
・初期→アルコールに精神的に依存し、習慣的に飲酒をするようになる。
・中期→軽い離脱症状が起き、家族内や人間関係で問題が生じる。
・後期→仕事に明らかな支障が出て生活が崩壊する。
この進行は初期から後期に至るまでに男性ならば10年、女性ならば6年かかると言われています。アルコール依存症も早期治療が大切なのです。治療はただ飲まないようにして自分で荒治療をするのではなく、専門家の指導のもとで治療を行う必要があります。
アルコール依存症が重症化したら、精神病院などでリハビリを受けて治療し、その後は一滴のアルコールも許されない生活になります。
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