世界中で飲まれるワイン(5)
発泡性のワインは炭酸ガスを内包しており、3気圧以上のガス圧をもっているものはスパークリングワインとされ、ガス圧がこれ以下のものは弱発泡性ワインと分類されます。スパークリングワインの製法は、二次発酵のタイミングで炭酸ガスをワインに閉じ込めて作ります。スティルワインを大きなタンクに入れて密閉し、この中で二次発酵を行うという方法が一般的であり、この方法では短期間で製品化することができます。
また、スパークリングワインといえばシャンパンと思っている人も居るかもしれませんが、シャンパンというのはフランスのシャンパーニュ地方で作られるAOCワインの固有名称です。さらに、シャンパーニュ地方で作られればなんでも良いというのではなく、特定の品種のブドウを使い、特定の醸造方法で作られているため、非常に条件は厳しいものです。この条件から外れているものはシャンパンを名乗ることはできないため、単なるスパークリングワインと呼ばれることになります。
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