*

ビールができるまで(3)

公開日: : 最終更新日:2014/05/10 お酒, ビール

ここから、いよいよアルコールを造る作業に入ります。まずは1次発酵であり、これに1週間を要します。麦汁を発酵タンクに移して酵母を入れ、その酵母がラガー酵母かエール酵母かによって最適温度に設定して発酵させます。アルコール発酵の様子ですが、まず初日のうちの半日で酵母が増殖してアルコール発酵が始まり、1日後には二酸化炭素の気泡が盛んに出てきます。やがて1週間もすれば泡はクリーム状になります。

1週間たつと酵母の役目は終わります。温度を下げて酵母の活動を停止させます。活動を停止した酵母は、その性質にしたがってラガー酵母ならば下に沈み、エール酵母ならば上に浮かびます。この酵母を除いた部分だけを2次発酵のタンクに移します。

いよいよ最終工程である2次発酵です。これは熟成期間です。このときにはタンクから決して二酸化炭素が漏れないようにしておくことで、ビールの内部に炭酸ガスが溶け込みます。これがビールの泡になります。十分に熟成したならば、残っている酵母を取り除いて殺菌をすれば、ビールの出来上がりです。

 

ビールはこのような手間と暇をかけて造られているのです。ビールによっては何年も熟成させて完成するものもあり、そのようなビールともなれば数年間の品質管理などが必要となり、より手間暇がかかっていると言えるでしょう。


sponsored link

関連記事

no image

泡盛について(1)

泡盛といえば沖縄のお酒です。沖縄のお酒と言うこと以外に知られていることと言えば焼酎の一種で、アルコー

記事を読む

no image

白ワインと赤ワインのグラスの違い

パーティやレストランでワインを飲むときに気づくことがあります。それは、赤ワインと白ワインでは大きさが

記事を読む

no image

ワインの楽しみ方(1)色

ワインは色と香り、そして味で楽しみます。この3つの要素を観察してワインを評価することをワインテイステ

記事を読む

no image

芋焼酎に使われるサツマイモ

芋焼酎の原料は、ご存知の通りサツマイモです。しかし一般的にサツマイモと言えば、赤紫色の皮に包まれたも

記事を読む

no image

日本酒のラベルの見方(3)

4、酵母 続いては酵母について書いている個所を見てみましょう。ここには仕込につかわれた酵母の種

記事を読む

no image

芋焼酎の原料

焼酎にはたくさんの種類があります。麦焼酎、米焼酎、蕎麦焼酎、芋焼酎、黒糖焼酎・・・ 中でも芋焼

記事を読む

150x150_square_24371462

大阪梅田の焼き肉屋 神戸あぶり牧場

本日は私が良く行く焼き肉屋を紹介してみたいと思います。 焼き肉と言えば、勿論ビールですが、他に

記事を読む

no image

日本酒のつくり方(2)

精米後の米は水で洗い、蒸し、これに麹をふりかけて麹菌を増やします。この工程を製麹といいます。このあと

記事を読む

c4e9fe02

実はコルクは凄かった(1)

自分の飲んだワインの記念にコルクを収集する人もいますが、実はこのコルクは非常に時間をかけて作られてい

記事を読む

O_7456005

高アルコールビールって知ってる?(1)

夏はビールが美味しいのですが、ビアガーデンに行くといつも思うことがあります。最初は意気込んで行き、最

記事を読む

  • 2022年5月
    « 7月    
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
PAGE TOP ↑