焼酎の甲類と乙類の違い(1)
焼酎には甲類と乙類というふうに分類されていることは知っているでしょうか。また、知っている人はどのような意味をもって分類されているのかを知っているでしょうか。
ここでは、焼酎の甲類と乙類の違いを説明していきたいと思います。
まず、甲類焼酎です。
甲類の焼酎の大きな特徴は無味無臭であることです。近所のスーパーのお酒コーナーの一角に、甲類焼酎が集められたコーナーがありますが、そのコーナーに大五郎、ビッグマンなどの非常に大きなボトルに入れられた焼酎が特徴的です。安くてたくさん入っていて、そんなにおいしくない焼酎というイメージを持たれています。
たしかにそのまま飲んでおいしいものではありませんから、水割りやストレート、ロックなどという飲み方をすることはほとんどなく、もっぱらお茶で割ったり、ジュースで割ったりして飲むことが多いお酒です。筆者も貧乏学生だったころ、4L入りの大五郎で大いに酔っぱらったものでした。
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