世界の強いお酒(1)強いお酒の味わい
お酒を飲める人ならば、誰もが一度は強いお酒に挑戦してみるものです。何が強いのだろうかと考えてみると、ビールやチューハイはまず論外として、ワインや日本酒も十数度でまだまだです。焼酎は25度のものが一般的であり、高いものになると40度になることがあります。
強いという認識をされるのは40度以上くらいからでしょうか。それらの度数をクリアできるお酒で有名なものといえばウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ジン、テキーラ等でしょうか。日本人はお酒があまり強くないため、これらのお酒はカクテルを作るときに使われたり、水割りとして飲まれることが一般的です。
しかし、強いお酒には強いお酒なりの楽しみ方や味わいがあるもので、筆者はウイスキーではアルコール度数50度あるワイルドターキー、ジンではキルビーの緑ラベルで47.5度のものをストレートで飲むのが大好きです。
強いお酒の中でもよく飲まれるのはウイスキーやブランデーなどの味が豊潤なものであり、ウォッカはアルコール臭さが嫌われやすく、ジンやテキーラは味の独特さが嫌われやすいものです。しかしジンの持つジュニパーベリーの香りは一旦飲みなれると病みつきになるもので、夏場にジンをロックで飲むと他の強いお酒にはない清涼感があります。
また、テキーラも塩とレモンを組み合わせることで非常においしく飲むことができます。それぞれのお酒は味が分かれば、日本人であってもどれも大変おいしく飲めるものです。
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