フランスのお酒はフレンチとともに
フランスのお酒と言えば、ワインです。フランス人にとってはワインは非常に身近な存在であり、フランス人は11歳になるころにはワインを飲み始めます。多くの国がお酒の解禁が20歳前後に設定していることを考えると、この早さは驚くばかりです。フランス人の認識としては、ワインがカラダに有害性をもつアルコールというよりも、フランス人に身近でありフレンチによく合う飲み物という認識なのでしょう。
フランス人にとってワインはこれほど密接な関係に有り、もはやワイン抜きにはフランスは語れないほどのものです。この影響によってフランスにおけるワイン以外のお酒の存在感が非常に希薄になっていますが、フランスにもワイン以外のお酒があります。
例えば、ワインに次いでよく飲まれているお酒はビールです。何といってもビールの大産地であるドイツと隣接しているのですから、ビールとの関係も切れるものではありません。このほか、ビールをレモネードで割ったパナシェというものが夏場は人気のお酒となります。
このほかにシードルも有名です。シードルはリンゴで作った発泡酒であり、これはブドウ栽培に適していないブルターニュ地方やノルマンディー地方で作られるものです。
そしてフランス南部ではパスティスというきついリキュールが愛飲されています。
以上のように、フランスはお酒の種類が多く、料理によって様々なお酒を飲み分けているのです。
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