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日本人と酒 1

公開日: : 最終更新日:2014/12/24 お酒, 酒の歴史

日本人にとって酒がどのようなものであったかは、日本最古の書物である古事記を見るとよくわかります。古事記において酒が初めて登場するのは、スサノオノミコトという勇敢な神様が、ヤマタノオロチという怪物を倒すときに登場します。

スサノオノミコトについてあまりイメージができない人のためにいうと、日本における最高神であられる天照大御神の弟神です。また、荒神さまや須佐神社に祀られている神様というとイメージしやすいかもしれませんね。

スサノオノミコトというのは荒々しい性格の神様です。その神様が天照大御神がすむ高天原で悪さをしたというので、その罰として高天原から追放されます。そして地上に降りてこられた時、テナヅチ・アシナヅチという夫婦が泣いているのでどうしたのかと尋ねると、ヤマタノオロチに生贄として娘を捧げなければならないと言うことを聞きます。

そこでスサノオノミコトはヤマタノオロチを退治することを約束するわけですが、その時に用いたのが酒を使った戦法だったのです。

 

この日本神話に現れる酒の話をくわしく知ることによって、日本人にとって酒というものがどれだけ神聖視されていたのかということがよくわかると思います。酒を知るにはまずは神話から、と私は思っております。


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