芋焼酎のおいしい飲み方
芋焼酎をおいしく飲むためには、そのための方法があります。ここではおいしく飲むための方法を学んで、芋焼酎がよりおいしく飲めるようになりましょう。
・お湯割り
鹿児島ではお湯割りが一般的な飲み方です。お湯割りのポイントは出来上がりがひと肌より少し熱いくらいの温度にすることです。香りや甘みを楽しむためにお湯割りにしているので、これくらいの温度を目安にしましょう。水は軟水がお勧めですが、あえてコクを楽しみたいと言う場合には、硬水を使うのも悪くないでしょう。
作り方の手順は、60~70度くらいのお湯をコップに注ぎ、そこへ焼酎をゆっくりと注いでいくというものです。このとき、せっかくの芋焼酎がぬるくなりすぎないよう、コップは小さめのものがよく、熱伝導性が低いものならなお良いです。陶器の湯のみなどは最適でしょう。
もうひとつの飲み方は黒千代香(くろじょか)で飲むことです。これは酒瓶にあらかじめ焼酎と水を入れて一日置いておき、それをとろ火にかけてお猪口で飲むと言うものです。前日から焼酎と水を入れ置くことを前割りといいますが、こうしておくことで焼酎と水がじっくりとなじむため、まろやかな味わいを楽しむことができます。
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