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芋焼酎はお湯割りで

公開日: : 最終更新日:2014/05/14 お酒, 焼酎

芋焼酎といえば、他の焼酎に比べて香りが豊かなことが特徴です。鹿児島人からするとほとんどなじみのない飲み方といえば、ロックや水割りで飲むことです。九州から離れれば離れるほどに水割りやロックを好む人が増えてくるものですが、鹿児島人は必ずお湯割りで飲みます。夏だろうと、どれだけ暑かろうと、年中お湯割りで飲むのです。

これにはちゃんと理由があります。お湯で割ることによって、芋焼酎の最大の特徴である甘味や香りを舌で楽しむことができるからです。お湯割りと水割りを飲めば違いは明らかで、水割りやロックは舌が冷えて感覚が鈍くなるため、甘味や香りを感じにくくなるいのです。

また、冷たいものを体にいれて体を冷やすことは体によくないことだと言う医学的な発想も生きています。

 

鹿児島には「ダレヤメ」という言葉があります。「ダレ」とは疲れという意味であり、「ヤメ」とは辞めるという意味です。怠ける、だらっとすることを「だれる」というのは九州の方言ですが、つかれてだれることをやめることを「ダレヤメ」といいます。

これはお湯で割った焼酎を晩酌として毎日のむ習慣のことであり、体にいい芋焼酎のお湯割りを季節に問わず飲むことによって、元気を取り戻すと言うことです。


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