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鹿児島人と芋焼酎

公開日: : 最終更新日:2014/05/13 お酒, 焼酎

鹿児島はお米がとれにくい土地柄であるため、昔からサツマイモの生産が盛んです。そのため、貴重な米を消費して日本酒を作ることはせず、もっぱらサツマイモをつかって芋焼酎を作りました。また、暑い気候のために日本酒造りに適していないと言うのも理由の一つですね。鹿児島には日本酒を製造している酒蔵はなく、日本の最南端にある酒蔵は熊本県芦北郡の亀萬酒造です。

 

ところで、日本でもっとお酒の消費量が多い県を知っていますか?東北のいずれかの県を答える人は多いでしょう。お米がよく取れるため日本酒造りは盛んで、寒さをしのぐために東北の人々は日本酒をよく飲むからです。

しかし実際には、日本一お酒の消費量が多いのは鹿児島県なのです。そして、芋焼酎の消費量はハンパではありません。

鹿児島では日本酒がつくられないため、神社のお神酒には焼酎がささげられていますし、居酒屋でお酒をくださいといえば芋焼酎が出てきます。

 

また、黒千代香(くろじょか)という専用の酒瓶を使うのも鹿児島ならではです。急須のような容器に焼酎を入れて火にかけ、いつまでも温かい状態でお猪口に注いでは飲むのです。私も経験済みですが、これで飲むといくらでも飲めるんですね。薩摩隼人のおじいさんと一緒に、一晩で焼酎を1升あけるなどは簡単なことでした。


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